平成30年度 ごあいさつ
平成30年6月大阪北部地震・7月豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。私達の母校常翔啓光学園も少なからず被害を受けております皆様にはサポーター募金などお助け頂けますようお願い申し上げます。
昨年10月に60周年記念式典、祝賀会が無事盛大に行われました。写真のように多くの卒業生と旧教職員そして校長先生を初め現教職員の方に御越し頂けました。これを機会に同窓会と学校・学園を盛り上げようと京都支部・大阪支部が有志により立ち上げられました。
今年度より「第一回目の同窓会を啓聖会で開催してはどうだろ?」との校長先生からの助言を頂戴し初めての試みではありますが第一回56期生同窓会を開催致しました。当日は啓聖会の納涼会も開催され300人近い方に御越しいただけました。
私達の姉妹校である摂南大学チアリーディング部様の演技や音楽部OB会様有志による演奏もあり非常に盛り上がりました。
皆様への少し寂しい御報告として同日の総会にて以前からの課題であった同窓会の名称変更があり同窓会から交友会に名称変更致しました。正式には常翔啓光学園高等学校同窓会啓聖会となります。皆様におかれまして今後とも同窓会に御理解と御協力の程宜しくお願い致します。
平成27年度 一年間のご報告
常翔啓光学園高等学校同窓会会員の皆さまには、日々ご健勝にてお過ごしのことと心よりお慶び申しあげます。平素は同窓会、運営に対しまして、多大なご理解とご支援を賜り紙面をお借りいたしまして、厚くお礼申しあげます。この度新しく吉村校長先生(同窓会では特別会長)を御迎えする事となりました、吉村校長先生と共に新たな母校及び同窓会の歴史を作るべく活動して参りたいと思います。また私達執行部では新たに会報・ホームページだけでなくツールとしてLINEやツイッターでの情報提供を青年部中心で始めました、会報下部にIDが記載されてます。是非ご登録等お願い致します。またこの一年で新たなクラス会や各クラブOB会が立ちあがり益々
同窓会が盛り上がってます。私達執行部も出来る限り参加し皆様と懇親を深め意見交換などを行っております。同窓会の際は是非お声かけお願い致します。最後になりましたが、来年は開校60周年を迎えます。具体的にはまだ決まっておりませんが60年周年記念事業を成功裏に終わらせる事ができますように卒業生の皆様にはどうかご協力の程をお願い申し上げます。今後も会員の皆さまにとって魅力ある同窓会活動を目指して参りたいと考えておりますので、啓聖会の活動にご理解を賜りますとともに、変わらぬご協力をお願いいたしまして私のご挨拶とさせていただきます。
平成26年度 一年間のご報告
常翔啓光学園同窓会の皆様には、日々御健勝にてお過ごしの事と心よりお慶び申し上げます。卒業生の皆様には平素の御支援に加えこの度は母校に御寄附を頂くと共に名簿調査に御協力頂き心より御礼申し上げます。
7代目執行部1期目3年が経過致しました。この3年で成人の集いやグローステージ(卒業生による在校生への学習指導)を機会に50〜52期生を中心とした若い世代の参加者が定着し同窓会活動に益々活気が出てまいりました。両者とも他校同窓会には無い卒業生による支援の形態でありますが、特にグローステージについては在校生の御父兄の皆様にも非常に喜ばれていると共に入学希望者の御父兄にも安心を感じていただいております。
この3年間でクラブOB会も50周年を境に再び活動が活発になりました。総会を始め納会、納涼会には里村校長先生、内山工大同窓会会長を始め各OB会代表者様が集まり旧知の仲の様に和気藹藹と談笑に興じてます。「同じ釜の飯を喰う」正にその言葉その物ではないでしょうか?
今回の総会では少しでも母校に親しんで頂き、少しでも切っ掛けになればと(ホームカミングデー)を行ないます。是非皆様母校にお越し下さりますよう心よりお待ちしております。
私達執行部は2期目も全力で常翔グループ、母校、卒業生、在校生の為全力で頑張ります。
平成25年度 一年間のご報告
常翔啓光学園同窓会の皆様には、日々御健勝にてお過ごしの事と心よりお慶び申し上げます。平素は同窓会の各事業、運営に多大なご理解と御支援を賜りこの紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。
7代目新執行部がスタート致しまして早や2年が過ぎましたが同窓会会員の皆様にはどのように映っておりますでしょうか?比較的平均年齢の高かった執行部ですが、ここ数年10代20代の方々が参加してくださり非常に活気が出てまいりました。1月には初めての成人の集いを後援会様と合同で行ない多くの卒業生と御父兄の方々に御参加頂くことが出来ました。各所で我が母校の素晴らしさを痛感した成人の集いとなりましたが、私が一番心に残ったのはゲストであるはずの新成人自らが後片付けをスーツのまま汗だくで行ったことでした。「みんなお客さんなんやからこっちでするしいいよ」と言ったのですが「自分たちの学校なんで最後の片付けは自分たちでやります」との事でした。その愛校心と責任感には頭が下がる思いと恩師への感謝の気持ちが只々増すばかりでした。又、年2回の納涼会、納会と言った交流会には同窓生だけではなく後援会の皆様や同窓会の皆様にも御参会頂き有意義な時間を共有できたと思います。是非まだお越しになったことのない卒業生の方にも御参加して頂きたいと思います(詳細はホームページで随時)、御参加頂くことで少しでも今後の人生の糧になれば幸いです。
これからも同窓会では新しい事業・活動を行うと共に現役生は勿論の事、各クラス会各OB会を支援して参ります同窓会活動に御理解と御協力、より一層の御支援をお願いいたしまして私の御挨拶と致します。
平成24年度 一年間のご報告
同窓会会長として無事一年の活動を終え新しい年度を迎える事となりました。御協力下さいました全ての同窓生の皆様
と学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この一年間、ワンダーフォーゲル部、ラグビー部の各五十周年記念行事に
始まり多くの卒業生の集まりにお招き頂き多くの卒業生と新たに知り合う機会も多くありました。いつも感じることは『初対
面でも同じ校舎で同じ時間を同じ恩師から学んだ』と言う事だけで余計な言葉は必要なく打ち解けると言う事と想像以上
に多くの卒業生が多種多様の分野で御活躍されておられると言う事でした。この一年毎週母校に足を運ぶ事もありました
が卒業して20年経っても母校に通える事を心より感謝し幸せに思います。この思いを全ての卒業生の皆様と共有すべく卒
業生によるセミナーなど生涯教育プログラムなどを将来的に考えております。学校とは卒業して何年経とうが私達に何かを
必ず学ばしてくれる場所です、そして恩師は何年経とうが学ばしてくれる師です。疎遠になっておられた皆様にもこれを期に
是非もう一度同窓生を通し母校との接点を持っていただきたく思います。本会報最終ページにも掲載しておりますが本年
度より学校にて成人式を行います。学校、後援会、同窓会、在校生一丸となり新成人を御祝いしたく思います、新成人の皆
様並びに新成人を祝ってあげようと思われる卒業生の皆様是非ご参加くださいませ。
平成23年度 ごあいさつ
この度、歴史ある常翔啓光学園第七
代同窓会会長に就任を承諾いただき誠にありがとうございます。
皆様のお力添えをいただき、誠心誠意会務を全うする覚悟でございます。本年三月十一日に発生をいたしました東日本大震災により多くの人命と財産が奪われ、数百万人の被災された国民がおられます。亡くなられた方々のご冥福を祈りますとともに被災された方々へのお見舞いと一日も早い復興をお祈りいたします。
私たちの母校、常翔啓光学園は多くの有為な人材を日本全国多業種にわたり送り出してまいりました。卒業生がお持ちの才能、能力を多くの場において発揮していただく場づくりと支援を本同窓会ができればこれに優る慶びはありません。そして、皆様に参加していただける同窓会を目指し、今回は透明な封筒に変更し、今までホームページ上でのみ公開していた各種イベントを1番に知っていただこうと思いまし
た。同窓会活動を通じて思い出を作るととに、母校の発展と全ての卒業生、在校生の活動の源となればと思っております。
また、去年よりはじめた清掃活動は、当初の参加人数は七名でしたが、今年は四十数名の参加者となり、同窓会活動としても徐々に盛り上がり、母校だけではなく地域の発展と地域を思う心が芽生えはじめたのではないでしょうか。就任後、各クラブ、クラス会の開催のご相談をよく承ります。「いつか同窓生で集まりたい」とお考えの方、いつかと言わず、後悔の無い様にすぐに集まりましょう。全力でバックアップさせていただきます。皆様のなお一層のご
指導ご鞭撻をお願い申し上げ、会長就任への挨拶とさせていただきます。
2018年度 常翔啓光学園啓聖会によせて
啓聖会会員の皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。昨年10月の常翔啓光学園中学校・高等学校開校60周年記念フェスティバルには大雨にもかかわらず、多くの会員の皆さまに参加いただき、また、いろいろな催しにご協力いただき誠にありがとうございました。お陰さまで、多くの方々に、『啓光の伝統と将来性』を表現することができ、大成功であったと自負しております。これも啓聖会会員の皆さま、常翔啓光学園中学校・高等学校の後援会会員の皆さま、さらにはOB教職員の皆さまのお力添えによるものと心から感謝いたします。
さて、これからAI(人工知能)の発達によりIT化が進み、グローバル化も加速度的に進み、社会は大きく変わります。それらに対応するために、本校では、生徒一人ひとりがどのように個性を生かして生きていけばいいかを考えるキャリア教育と、世界情勢を理解していろいろな考えの人たちと共に生きていく力を養うグローバル教育を根幹として、教育活動をしてまいります。この2つの教育を生かして、一番大切な進路保証をしっかりと実現したいと考えています。
その一環として学校法人常翔学園の設置大学である大阪工業大学や摂南大学、さらには健康・医療・福祉の総合大学である広島国際大学との連携を強固にして、キャリア教育に力を注いでいます。また、大学入試改革に対応すべく英語4技能を徹底的に鍛え、さらにアクティブ・ラーニング型授業を推奨し、生徒が勉強に主体的に取り組む授業を常に研究しております。
啓聖会会員の皆さまには、ぜひとも母校常翔啓光学園の中学・高校生にエールを送っていただきたいと思います。新しい教育改革を推し進めるためには膨大な資金が必要となり、今年度から始まる学園創立100周年記念募金に何卒、ご協力のほどお願いいたします。
なお、学園創立100周年記念募金の趣意書は、後日、改めてご案内させていただきます。
平成27年度 ご挨拶と近状のご報告
常翔啓光学園高等学校同窓会「啓聖会」によせて
同窓会「啓聖会」の皆様、初めまして。2016年度から常翔啓光学園中学校・高等学校の校長に就任しました吉村仁志と申します。どうぞ宜しくお願いいたします。伝統ある本校に着任した喜びは申し上げるまでもありませんが、同時に、その責務の重大さに身の引き締まる思いがいたします。甚だ微力ではございますが、諸先輩方の素晴らしい功績と伝統を引き継ぎ、本校のさらなる発展のために教職員と共に努力する所存であります。
私が就任してまだ5ヵ月でありますが、多くの卒業生の方々が私に会いに母校に来られ親しくお話をさせていただきました。その際、皆様方の素晴らしい母校愛と、母校に対する熱い期待を目のあたりにして、とても感銘を受けました。
今年も中学校54名、高等学校477名の新入生をお迎えして、現在中学生は179名、高校生は1319名の生徒が在籍しております。この大切な皆様の後輩たちを、私たち教職員は力を合わせて教育して参る所存であります。
皆様にはよくご理解頂いております様に、本校は生徒の皆さんの学力向上を促進するのは勿論のこと、優しい心と人間力を持った社会に役立つ人間を育てるために、教育に励んでおります。これからも学園の「四位一体」という言葉の通り、在校生、その保護者、教職員、そして皆様方同窓生の4つが協力して、皆が誇りに思う「常翔啓光」を目指して行きます。
今後とも皆様の母校に、温かいご支援ご鞭撻を切にお願い申し上げます。
平成26年度 ご挨拶と近状のご報告
常翔啓光学園中学校・高等学校同窓会の皆さま、こんにちは。いつも本校の卒業生の拠り所として纏めて頂くだけでな
く、在校生に対しても温かいご支援とご援助を賜り、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。また、お世話を頂
く同窓会役員の方々には、皆さんどなたもご多忙なお仕事を抱えながら、合間の時間を割いて本学園卒業生のためにボラ
ンティアとして熱心にご活動されておられますこと、本当に感謝に堪えません。
今年2014年の2月および3月には、それぞれ高等学校では52期生325名、中学校では55期生81名の卒業生が新た
に皆さまのお仲間に入れて頂くことになりました。そして4月には中学校に78名、高等学校には385名の新入生をお迎え
いたしました。中学校として第58回目、高等学校として55回目の新入生となります。公立高校の入試制度が毎年変動する
ため、私学では併願者の動向に大きく影響を受けています。昨年は、前年度の新入生が募集定員を大幅に上回ったため制
限せざるを得ませんでした。今年は前・後期の2回の受験機会、さらに学区制の撤廃などで受験生の動向把握がさらに難し
い状況でしたが、志願者数は大幅に増加しました。新校舎効果や丁寧に教育するという伝統的な校風、さらに卒業生の皆
さまの社会でのご活躍などが相まって高い評価を得られてきている結果と、改めて感謝しているところです。
長期にわたった大規模の学校環境整備工事も昨夏の防球ネットのかさ上げ工事などで終了し、現在は清潔感あふれる
学校環境のもとで、生徒の皆さんは生き生きと勉学にクラブ活動などに学校生活を満喫しています。北門(旧正門)や黙想
の庭付近も広々とした雰囲気に整備されていますので、ぜひ新しい環境で学ぶ後輩の姿をご見学頂きたいと思っています。
昨年度には2回目の「成人の集い」を後援会との共催で、また10月にはバドミントン部の創部50周年記念式典などを開催し
ていただきました。このような形でOBの皆さま方と在校生との交流をより一層深めていきたいと願っています。貴同窓会の
益々のご発展を心よりお祈りいたします。
平成25年度 ご挨拶と近状のご報告
常翔啓光学園中学校・高等学校同窓会の皆さま、こんにちは。いつも本校の卒業生の拠り所として纏めて頂くと共に、在学生への温かいご支援とご援助を賜り、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。また、お世話を頂く同窓会役員の方々には、皆さんどなたもご多忙なお仕事を抱えながら、合間の時間を割いて本学園卒業生のためにボランティアとして熱心にご活動されていて、感謝に堪えません。
今年の2月および3月には、それぞれ高等学校では51期生218名、中学校では54期生78名の卒業生が新たに皆さまのお仲間に入れて頂くことになりました。そして4月には中学校に86名、高等学校には263名の新入生をお迎えいたしました。中学校として第57回目、高等学校として54回目の新入生となります。昨年度は高等学校で募集定員を大幅に上回る新入生が入学されたため、今年は入学希望者が多かったにも関わらず制限せざるを得ませんでした。新校舎効果や丁寧に教育するという伝統的な校風、さらに卒業生の皆さまの社会でのご活躍などが相まって高い評価を得ている結果と思います。これからも人間力の基礎の育成を中心とした教育に熱意を込めて取り組んでまいります。
昨年には武道場、トレーニング室、クラブ部室が入る新2号館も完成して、清潔感あふれる環境のもとで、生徒の皆さんは思う存分に、そして生き生きと勉学にクラブ活動などに学校生活を満喫しています。北門や黙想の庭付近も広々とした雰囲気に整備されています。ぜひ、新しい環境で学ぶ後輩の姿をご見学頂きたいと思っております。このように、大規模の学園環境整備も長期間かけて進めてきましたが、近隣対策の必要上、防球ネットの改修ならびに雨水排水改修等のグラウンド整備工事を夏期に追加で実施することになりました。この間、グラウンドが狭くなり北門からは工事車輛の通行があるなどご迷惑をおかけすることになります。
卒業生の皆さまにとっては母校の現状や後輩の活躍は大いに気になるところと思います。そのため、OBの皆さま方との交流をより一層深めてゆきたいと願っています。貴同窓会の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
平成24年度 ご挨拶と近状のご報告
常翔啓光学園同窓会の皆さま、こんにちは。いつも本校の卒業生の拠り所として纏めて頂くと共に、在学生への温かいご
支援とご援助を賜り、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。また、お世話を頂く同窓会役員の方々には、個々
にご多忙なお仕事を抱えながら、合間の時間を割いて本学園卒業生のためにボランティアとして熱心に活動して頂いてお
り、感謝に堪えません。
この2月および3月には、それぞれ高等学校では50期生207名、中学校では53期生74名の卒業生が新たに皆さまのお
仲間に入れて頂くことになりました。さらに4月には中学校に75名、高等学校には410名の新入生をお迎えいたしました。
中学校として第56回目、高等学校として53回目の新入生となります。特に高等学校では募集定員を大幅に上回る新入生
が入学し、嬉しい悲鳴をあげているところです。これは新校舎や男女共学という外的要因だけでなく、一人一人を丁寧に教
育するという伝統的な校風や教育システムが根強く評価されているため、さらに卒業生の皆さまの社会でのご活躍があって
のことと分析しています。すなわち、「世のため、人のため、地域のために活躍できる人材の育成」という基本理念のもと、「熱
心であれ、力強くあれ、優しくあれ」という校訓を謳って、人間力の基礎の育成を中心とした教育に伝統的に取り組んできた
ためと確信しています。受験が終われば遊んでしまうことが多い昨今の大学生の中で、本校の卒業生は関西の各大学からも
また社会からも目的意識をしっかり持つと高い評価を現在も得ていますが、さらにこれまで以上の期待が集まる人材を育
てるべく、教職員全員が熱意に燃えて教育に取り組んでいるところです。
2学期からは武道場、クラブ部室、トレーニング室のほか同窓会室も入った新2号館が使用できる予定になっています。
部活を行う生徒にとっても益々学校生活に拡がりが生まれます。これに伴って現在残っている旧1号館の解体工事と北門
付近の環境整備も順次なされますので、長期間続いた建築工事が年度末には終了し、大規模の学園整備がようやく完了い
たします。ぜひ、新しい環境で学ぶ後輩の姿をご見学頂きたいと思っております。
卒業生の皆さまにとっては母校の現状や後輩の活躍は大いに気になるところと思います。学校としましても、社会の各方
面で活躍されているOBの方々の実体験に基づいたお話などは生徒たちの励みにもなって人間力育成にはたいへん有効で
あると考えますので、ぜひ同窓会の皆さんとの連携を今後も深めてゆきたいと願っています。常翔啓光学園同窓会の益々の
ご発展を心よりお祈りいたします。
平成23年度 就任のご挨拶
卒業された方々の組織である常翔啓光学園同窓会の皆さん、こんにちは。私はこの4月より前校長の夏見先生の後任として伝統ある本校の校長に就任しました里村です。いつも本校の卒業生の拠り所として纏めて頂くと共に、在学生への温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。また、お世話を頂く役員の方々には、ご多忙なお仕事の中を学園卒業生のためにボランティアとして熱心に活動して頂いており、感謝に堪えません。
私はこの3月まで、大阪工業大学工学部の電気電子システム工学科において光波を含む電磁波を専門とした通信関係の研究室を担当しておりました。また、図書館長も3期目を務めていました。ゼミの学生や院生を指導するにあたり、目的意識をしっかり持って、かつ自己アピールができる学生が就職活動にたいへん有利であると強く感じていました。その点、本校は伝統的に行儀や挨拶励行を厳しく指導されてきた実績があり、どの大学あるいは社会に進まれても大丈夫と思います。したがって単に大学に入ることだけでなく、将来の自らの働く姿あるいは社会に貢献する姿をイメージしながら勉学に取り組むことを学ばせたいと思っています。
新しい校舎もこの四月より使用しており、生徒さん達も生き生きと学園生活を楽しんでいます。中学一年から高校三年まで全学年が男女共学となり、雰囲気も変わってきました。これまでの人間力育成の教育を共学によってさらに発展させて、労りや思いやり、そして気配りの出来る優しい生徒さんに育てたいと願っています。
一般に同窓会というものは、その学校の顔でもあり、またエキスでもあります。長い歴史を経た場合には少しずつ変遷することもあるでしょうが、脈々と続く遺伝子は継承されていくものと考えます。在校生にとって関心は薄いかもしれませんが、卒業生にとっては母校の現在の様子や後輩の活躍は大いに気になるところです。学校としましても、社会のあらゆる方面
で活躍されているOBの方々の実体験に基づいたお話などは生徒たちの励みにもなって人間力育成にはたいへん有効であると思いますので、ぜひ同窓会の皆さんとの連携を深めてゆきたいと願っています。
そのため啓聖会役員の皆様には、引き続きたいへんお世話をおかけすることになります。私も小学校、中学・高等学校、大学の専攻学科、配属ゼミの各々の同窓会のクラス委員をしています。名簿の整理や連絡に追われていますが、同窓生の集いは心の安らぎであり元気の素にもなっています。それは、勤務地も異なり、仕事内容や人生体験なども多種多様でバラバラであっても、学校の様々の行事に参加して一緒に勉学に励んだり遊んだりした思い出は共通であり、懐かしさを共有できるからです。この大切な役割を担われる常翔啓光学園同窓会の組織が益々活発化し、ご発展されることを心よりお祈りいたします。